CAREER
研修とキャリアパス
Philosophy
育成の考え方
育成の方針は単純で、入社3か月は全職種が4工程すべてを手で体験するというものです。設計に配属される人も溶接トーチを握り、品質保証に進む人も曲げ機を動かします。効率だけを見れば無駄な3か月ですが、これを省いた年の新入社員が、図面上でしか物を考えられなくなったことがありました。
その後は年数で区切らず、担当できる範囲で等級が上がります。中途入社だから昇格が遅いということはありません。ただし、当社の艤装品は1品ずつ条件が違うため、判断を任せられるまでには3年前後かかります。早く一人前になりたい方には、遅いと感じられるかもしれません。
Timeline
入社1日目から7年目まで
安全教育と工場一巡
午前に安全衛生の講習、午後は3棟をすべて歩きます。この日に配属先は伝えますが、席に着くのは研修が終わってからです。初日の残業はありません。
図面の読み方から
第三角法、寸法公差、表面粗さの記号を、実物の艤装品と照らし合わせながら覚えます。文系出身でも同じ内容を受けます。分からない箇所は分かるまで戻ります。
4工程すべての実習
職種にかかわらず、切断・曲げ・溶接・研磨を実際に手を動かして体験します。設計に配属される人も溶接トーチを握ります。自分の図面が誰にどう扱われるかを知るためです。
メンターとの並走
先輩1名がつき、担当を少しずつ渡していきます。艤装設計なら既存品の改造図から、製造なら治具のある単純形状から始めます。失敗の後始末はメンターが引き受けます。
単独で1品番を持つ
受注から出荷まで、1つの品番を自分の判断で回します。造船所との打ち合わせにも1人で出ます。この時期に等級はG2からG3へ上がる人が多くなります。
進む方向を選ぶ
管理職、専門職、工程横断、若手育成の4方向から選びます。選び直しもできます。7年目までに全員が一度、上長と長い面談をします。
Branches
7年目に選ぶ4つの方向
グループ長として5〜15名の予算と工程を持ちます。現在の管理職9名のうち7名は社内育成で、平均到達年数は11年です。
管理職と同じ等級まで昇格できます。溶接技能、耐食設計、検査技術のいずれかを深める道で、現在5名が選んでいます。
設計から生産技術、製造から品質保証など、複数工程を経験して全体を見る役割です。改善提案や新規立ち上げの中心になります。
技能の伝達に軸足を置きます。50代以上のベテランが多く選びますが、30代で選んだ社員も2名います。指導役には手当がつきます。
New / Mid-Career
新卒と中途で違うこと
- 研修期間
- 3か月。4工程の実習を含みます。この間の待遇に差はありません。
- 配属
- 研修終了後の7月。希望と適性を面談で確認してから決めます。
- メンター
- 1年目は先輩1名がつきます。同じ職種の3〜7年目が担当します。
- 初任等級
- G1から。2〜4年でG2へ上がる人が多くなります。
- 資格
- 1年目に玉掛けとフォークリフトの取得を推奨しています(費用は会社負担)。
- 定着
- 直近3年の3年以内離職は14名中2名です。
- 研修期間
- 2〜4週間。経験に応じて短縮しますが、4工程の見学は全員受けます。
- 配属
- 入社時に確定します。募集した職種以外への配属はありません。
- メンター
- 3か月間つきます。業務よりも社内の進め方に慣れるための役割です。
- 初任等級
- 多くはG2から。前職の経験によりG3で入る方もいます。
- 資格
- 前職で取得した資格は入社時から手当の対象になります。
- 戸惑いやすい点
- 量産の現場から来た方ほど、1品ごとに条件が変わることに慣れるのに時間がかかります。
Grades
等級と昇格の要件
| 等級 | 求められる状態 | 到達の目安 | 任される仕事 | 補足 |
|---|---|---|---|---|
| G1 | 指示のもとで作業できる | 入社1〜2年 | 先輩の確認を前提に担当を持つ | 新卒の初任等級 |
| G2 | 単独で標準作業を回せる | 2〜4年 | 既存品番を1人で担当する | 中途入社の多くはここから |
| G3 | 判断を含む仕事を任せられる | 4〜8年 | 新規品番の担当、造船所との折衝 | 在籍者が最も多い等級 |
| G4 | 複数名の工程を組み立てられる | 8〜13年 | グループの工程管理、若手の指導 | 管理職・専門職の分岐点 |
| G5 | 部門の方針を決められる | 13年〜 | 部門予算と人員の責任を持つ | 現在14名 |
昇格の決め方
- 年2回(6月・2月)の面談で、上長と現在地を確認します。要件は全社員に公開しています
- 勤続年数だけでは上がりません。逆に、要件を満たせば年数が短くても上がります
- 降格の仕組みもありますが、直近5年での適用は0件です
- 異動希望は2月の面談で出せます。実際に製造から生産技術へ6名が移っています
本サイトはデモ用のテンプレートです。掲載している制度・等級・人数はすべて架空のものです。等級ごとの給与レンジは面接でお伝えします。実際にどう昇格したかは 社員インタビュー で各人が話しています。